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JAB試験所協議会、機関会員81、個人会員103に
【ねじ・ネジ・業界紙】 我が国における国際規格(ISO)に基づく試験所認定制度の更なる発展を支援することを目的に2009年4月に設立された「JAB試験所協議会」(略称:JABLAS。井須雄一郎会長)は、発足以来、これに賛同する会員が増え、現在、機関会員が81機i関、個人会員が103名の合計184の会員数で活動している。
JABLASは(Pt)日本適合性認定協会(JAB)が認定した試験所・校正機関、臨床検査室、検査機関などの試験所等をはじめ、今後認定取得を考えている試験所等、JAB審査員・委員・JAB関係者及びJABLASの活動に賛同する方々に会員として参加してもらいたい、会員が運営していく組織。JABが1996年に国際規格に基づく試験所認定を開始してから13年経過し、認定された試験所等は300件を超えている(2009年3月末現在)が、この認定数は諸外国に比べると極めて少なく、我が国の試験所認定制度はまだ十分普及していないのが現状となっている。
試験所認定によって、技術力向上、人材育成、マネジメント体制の強化等が図られ、世界に通用する競争力ある試験所等を構築することができ、また国際相互承認の活用により、OneStopTestingの実現が期待されることから、今後の会員の拡大に鋭意とりくんでいる。
JABLASの活動内容は、(1)試験所等の適合性評価活動に関する調査・研究、(2)公開講座開催~ 試験所認定制度、不確かさ、内部監査員養成等、(3)専門部会や各種交流会を通じた最新情報の提供と課題解決、(4)試験所等としての意見、要望等を認定機関や国際機関へ具申、(5)政府・自治体、消費者、関連団体等への試験所認定制度活用促進のための広報活動、(6)相談コーナー設置、など。
【2009年12月号】
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- JAB試験所協議会、機関会員81、個人会員103に -- 2010/01/01 金曜日