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民生用電子機器の出荷好調、10月は15%増の2596億円

 【ねじ・ネジ・業界紙】 電子情報技術産業協会は2009年10月における民生用電子機器の国内出荷実績を11月24日、発表した。これによると、10月の民生機器の出荷金額は前年同月比14.9%増と2桁の伸びの2、596億円で、3ヵ月連続のプラスとなった。

 薄型テレビ、BDレコーダ/プレーヤ、ビデオー体型カメラ、カーナビゲーションシステムなどが増伸。薄型テレビ全体の出荷台数は前年同月比65.5%増の116万2、000台で、2桁伸長が続いている。今年10月までの累計では、前年同期比32.8%増加の969万9、000台となり、エコポイント制度の追い風をうけた出荷の状況となっている。

 地上デジタル放送受信機の10月出荷実績は195万6、000台、うちテレビ合計の出荷台数は前年同月比66.6%増115万8、000台と5ヵ月連続100万台越えを記録、テレビ全体の割合も99.6%に。

BDレコーダ/プレーヤの出荷台数は、前年同月比57.9%増の26万4、000台と好調に推移。今年10月までの累計も前年同期比204.4%の206万2、000台と伸びている。

ビデオー体型カメラの出荷台数は、前年同月比23.9%増の10万3、000台で、3ヵ月連続のプラス。うち、ハイビジョン対応機種が8万7、000台(前年同月比68.6%増)となっており、全体の8割以上を占めている。今年10月までの累計では、前年同期比3、8%増の23万台に。

カーナビは前年同月比26.9%増の47万9、000台で5ヵ月連続のプラスとなった。エコカー助成制度などにより新車販売の復調が反映されているとみられるが、今年10月までの累計では前年同期比4.7%減の364万8、000となっている。

また、DVDビデオの出荷台数は前年同月比で28.8%減の21万5、000台で、今年10月までの累計も前年同期比33、6%減の231万6、000台。

 一方、11月26日に発表したパソコンの10月国内出荷実績は前年同月比21.5%増の71万6、000とウインドウズセブンの出荷が好調。

【2009年12月号】

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