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東京ネジ製作所 仮締めハグボルトの売上金一部を義援金に

 【ねじ・ネジ・業界紙】東京ネジ製作所
売上金の一部を義援金に…その対象品のハグボルト
 (株)東京ネジ製作所(東京都葛飾区。岡部純社長)では東日本大震災の復興支援のため、同社製品の売上金の一部を義援金に充てる取り組みを開始した。

 対象となるのは、仮締めボルトの「HUG BOLT(ハグボルト)」(実用新案製品)。1本販売あたり1円を義援金に充てる。適用期間は今年12月までの累計販売分とするが、震災が発生した3月11日以前の今年1月分から適用する。

 同社ではハグボルトの販売開始当初から社会的活動の一環として、使用済み仮締めボルトを現金還元する方法で回収し、再利用する、リサイクル販売システムを導入している。
 そのため、今回の義援金活動の開始により、得られる企業収益はさらに減少することとなるが、岡部社長は「日本企業としてなんとかしたいと思った。あれこれ考えるより被災地のためになることを行動しようと思った」と述べている。


第2180号1面

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