[PR]
静岡県中小企業テクノフェア ねじ関連企業で興津螺旋と東海部品工業が出展
【ねじ・ネジ・業界紙】 静岡県内中小企業の工業加工技術・部品等を紹介する「静岡県中小企業テクノフェアｉｎ東京２０１１」（併催・サービスロボット技術交流フェア）が２月２４日・２５日、大田区の産業プラザＰｉＯで開催され、ねじ関連業界からは興津螺旋（株）（静岡市清水区）と東海部品工業（株）（沼津市双葉町）などが出展参加した。
興津螺旋は、ステンレスねじや六角穴付きボルト、マイクロねじ等を主体とするメーカー。近年ではチタン合金ボルトの製造にも力を入れており、冷間圧造加工による量産化に成功している。今回の展示会では競技用チタン合金ボルトや、ＬＸリセス採用「ＬＸボルト」、新製品の超低頭ボルト「ＳＦＸ」などを出展した。ＳＦＸは六角とヘクサロビュラなど３種類のビットに対応するリセス形状「ＬＸリセス」を採用した超低頭ボルト。軽量化やトルク伝達に優れるなどの機能性特長を有しながらも、車の内装デザイン等にも最適な装飾性にも優れた製品。ユーザーの声を反映させて製品化した。
東海部品工業は、 自動車向け部品や冷間精密鍛造部品、ＨＤＤ・携帯電話向けマイクロねじや電装関連機能用マイクロパーツ等の設計製造・販売を手掛けるメーカー。従来から自動車向け部品が主体であるが、近年ではインプラントや手術用部品等の研究開発及び設計製造・販売に着手し、新たな市場開拓に力を入れている。今回の展示会ではこれら取り組みの一つとして医療用インプラント向けチタンねじ等の切削加工部品のサンプルや、人工呼吸を支援する「ＱＱセーバー」、「直腸脱気チューブ」等の新アイテムを出展し、同社技術力及び対応力をアピールした。
第2177号7面
見出し一覧
- 静岡県中小企業テクノフェア ねじ関連企業で興津螺旋と東海部品工業が出展 -- 2011/03/21 月曜日
