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日産自動車 電食防止座金構造の提案

 【ねじ・ネジ・業界紙】 本件は、特定の成分組成を有する酸化アルミニウム皮膜を備えた座金に係わり、優れた耐電食性、耐久性を備えると共に、耐へたり性に優れ、例えば、鉄系ボルトによるマグネシウム合金部材の締結に用いられ、両金属の間に生じる電食を防止することができる座金に関するものである。

 この座金は、異種金属の締結に適用することができ、これら金属材料間に流れる局部電流を遮断して、電食を防止することができる。
 すなわち、本締結構造は、鉄合金又はアルミニウム合金から成るボルトを用いて、このボルトとは異なる金属、例えば、標準電極電位の低いマグネシウム合金から成る部材を締結したものであって、上記ボルトと部材の間に上記座金を介在させた構造を有する。
 したがって、両金属部材間に局部電池が形成されるのを阻止して、電食の発生を防止することができる。


第2177号7面

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