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日本ねじ工業協会と日本ねじ研究協会 ねじ産業未来開発など共通課題に取り組む
【ねじ・ネジ・業界紙】 (社)日本ねじ工業協会(竹中弘忠会長)と日本ねじ研究協会(同会長)は1月17日、東京浜松町の世界貿易センタービル38Fの東京會舘で両協会合同の平成23年新年賀詞交歓会を開催した。
会員諸氏と産学官など各方面から多数の関係者が顔を合わせ盛会の裡に11年の新しい年の幕開けを飾った。竹中会長をはじめ経済産業省の藤木産業機械課長から年頭挨拶・祝辞が述べられ、国際化の進む経済環境下において、業界並びに会員企業の発展及び高度化に資する事業の充実化と更なる展開を図るものとして盛り上がりをみせた。
兎年を迎えたねじ業界は、需要産業の動向によって格差はあるものの昨年よりも好転の兆しが伺えていることから兎起鶻落(勢いがあるさま)と同様に飛び跳ね上ることに期待を寄せる中で、地道なモノづくりを一層探求して付加価値を備えた品質や精度など高度化ニーズへの対応を図ると共に、あらゆる産業の基礎を担っている業界としての重要な役割を再認識。
日本ねじ工業協会、日本ねじ研究協会ともに、それぞれの団体に課せられた役割を全うし、諸事業の目標達成に向けた活動を展開。また、産業の塩とも言われ製品の組立及び品質・精度を左右するねじ製品の供給責務遂行に向けて、共同により業界の将来を見据えた具体的な取り組みが進められている。
竹中会長は経済産業省の来賓諸氏を紹介してから、日本ねじ工業協会設立50周年記念事業への協力と成功に触れたあと「23年度事業の柱に、2つの課題を両協会共通で大きくあげ、ねじ産業未来開発プロジェクト、ねじの国家資格制度の創設に取り組んでいきます。本年は良い雰囲気の中でスタート。両協会においても昨年に比べて良くなることに期待しています」などと年頭の挨拶を述べた。
第2173号1面
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- 日本ねじ工業協会と日本ねじ研究協会 ねじ産業未来開発など共通課題に取り組む -- 2011/02/04 金曜日