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新日鐵住金ステンレス 高耐食高純度フェライト系ステンレス鋼NSSC-RFW2(フォワード・ツー)を開発
【ねじ・ネジ・業界紙】 新日鐵住金ステンレス(株)=NSSC(本社=東京都千代田区。木下洋社長)ではこのほど、独自に開発した世界初の微量Sn(錫)添加によるフェライト系(クロム系)ステンレス鋼の耐食性を飛躍的に向上させる技術を用い、新たに「高耐食高純度フェライト系ステンレス鋼NSSC-RFW2(フォワード・ツー)」を開発、商品化した。
ステンレス鋼の代表鋼種であるSUS304と同等もしくはそれ以上の耐食性を備えて、Cr(クロム)及びNi(ニッケル)の含有量は同鋼種対比でトータル約40%の削減を実現するなど、省資源型高耐食ステンレス鋼である。
同商品は、Ni、Mo(モリブデン)、Cu(銅)無添加の16%Cr鋼であり、昨年7月発表の「高耐食・低クロム高純度フェライト系ステンレス鋼NSSC-RFW1(フォワード・ワン)」の技術を更に発展させて完成。
FWシリーズの高耐食型商品に位置付けられ、世界の全ステンレスの4割以上を占めるSUS304(18%Cr―8Ni)と同等もしくはそれ以上の一般耐食性を有している。さらに、成形加工性にも優れていることから、SUS304と同様に極めて幅広い用途に適用が可能である。
第2172号1面
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- 新日鐵住金ステンレス 高耐食高純度フェライト系ステンレス鋼NSSC-RFW2(フォワード・ツー)を開発 -- 2011/02/01 火曜日