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興津螺旋 モータースポーツ等の拘り締結ねじスーパーフラットヘッドを拡大販売

 【ねじ・ネジ・業界紙】興津螺旋
スーパーフラットヘッド(SFH)のサンプル
 ステンレス製ねじ類の専業メーカーとして新たな圧造技術に挑戦する興津螺旋(株)(静岡県静岡市。柿澤宏一社長)では、モータースポーツ・カスタムカー等々の強度や装飾性などの拘りに対応する締結ねじ“スーパーフラットヘッド”のシリーズを拡大し販売を開始した。

 スーパーフラットヘッド(以下SFH)は、写真に見られる通り、強度を維持しつつ、頭部厚さを極限まで薄くしたねじ製品。締結部の平面度(フラット)を限りなく追求する事が出来る。

 顧客ニーズに合わせて様々な形状・材質に対応。従来、皿頭ねじやタッピンねじを使用していた箇所にも代替可能。頭部リセスは、標準としてLXリセス(オーエスジーシステムプロダクツ(株)の特許)を採用。
 超低頭の利点を活かして第三者による故意的ないたずら防止を目的にした特殊リセスの製品化にも対応が出来る。軽量化を実現し、締結部への干渉を低減できるとともに、締結後の見栄えもスッキリと収まりが良く、各種製品の美観向上に寄与する。
 材質は、ステンレスをはじめチタン合金による生産も可能としている。サイズは、ねじ径がM3~M8、首下5ミリ~40ミリ迄に対応となっている。


第2172号3面

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