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建築用アンカーボルトメーカー協議会 設立から11年目の新たなスタートを迎えて

 【ねじ・ネジ・業界紙】 本協議会も無事に10周年とJISB1220/1221制定記念式典を終え、ようやく一人前の業界団体の仲間入りをさせていただいたような気持ちです。

 おかげさまで会員数も設立時の23会員から現在は44会員に、そして3月には北海道と沖縄から新たに2会員をお迎えすることになっています。いよいよ日本中で地産地消が促進され、全国どこでも短納期・お値打ちにJSS・JIS製品の入手が可能になって行く足がかりが出来上がることを楽しみにしています。

 2011年からは、まずJIS規格品の品質維持と普及団体としての自覚を持ち、社会の期待にお応えできるよう業界の品質向上に努めます。そして関連する業界団体と連携して適正な設計・施工が普及されるように協力をしてまいります。

 また本会員に対しては、これまで以上に相互の信頼関係を深め、より良いパートナーシップの構築が促進されるよう、全ての会員の相互工場視察や技術研修を通じた交流を行います。
 これからの10年では、まだまだ全国でアンカーボルトを製作するたくさんの“仲間”に本協議会の存在を知らせ、同業者として自己研鑽と社会貢献をする喜びを分かち合えるような、すばらしい協議会にしてゆきたいと思います。
 
 そして20周年時には、成人した立派な大人として、社会から模範とされるような業界団体と1会員を目指したいと思います。
 一昨年から続く社会環境や土木・建設業界の厳しい現状の好転はいつになるかは判りませんが、立ち止まることなく全会員がスクラムを組んで、苦楽を共にしてゆきたいと思います。これまでありがとうございました。これからも宜しくお願いします。


第2170号10面

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