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日本ねじ工業協会関西支部 ねじの基盤関西 グローバル対応で
【ねじ・ネジ・業界紙】 昨年、当協会は創立50周年を迎えました。本年は「次なる50年への」スタートの年となります。経済のグローバル化、産業構造の変化、ますます多様化する顧客ニーズへの対応、国際競争力の強化等解決しなければならない課題が山積しております。
わが国のねじ産業の未来のためにも、これらの問題解決ため、関西支部会員の皆様とともに取り組み大阪・関西はもちろんのこと、わが国ねじ業界の経営基盤強化・活性化に努めてまいりたいと思います。
日本、欧米各国の景気の早期回復が見込めないなか、アジアは今年も成長が持続すると見られております。アジア開発銀行(ADB)によれば、アジア大洋州地域(日本など域内先進国を除く)の2011年の実質国内総生産を、前年比7.3%成長と予想しております。
人口の減少、需要産業の海外生産拡大に伴う国内市場のパイの縮小、経済のグローバル化・海外企業との競争に打ち勝つためにもアジア新興国市場など海外市場の開拓をねじ業界も腰を据えて検討する時期に来ているのではないかと思います。
資金、人材など解決すべき問題も多々ありますが、「細き流れも大河となる」の例えのとおり、海外進出、海外企業との業務提携等の問題点の洗い出し・検討を始めることがいずれ大河につながると思っております。
関西・大阪は「ねじ産業」の一大集積地であります。「ねじの国際化」、「ねじ技能検定制度創設推進」など「ねじ産業」の活性化に関西支部会員の皆様のご支援をおねがいいたします。
第2170号5面
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- 日本ねじ工業協会関西支部 ねじの基盤関西 グローバル対応で -- 2011/01/11 火曜日