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日本ねじ商業協同組合連合会 需給革新などに即応し創意工夫を凝らして前進を
【ねじ・ネジ・業界紙】 ねじ流通商社の経営実態調査集計にも見るように、前年比で販売高は30%も減少し、総じて減収減益という結果になっています。
昨年の10~12月期は個人消費は大きく落ち込み自動車・半導体電子部品を中心に、生産が一時的に急減速しての新年であり、政策効果での回復であった分、厳しい11年の始まりとなりましたが、輸出の増加が続いている上に、設備投資、住宅投資などが増加基調にあるようで、菅政権も法人税実効税率の5%引き下げを決めました。
5%の減税では?又は、国民より企業か!、などの意見もあろうかと思いますが、まずは輸出が回復に転じ、輸出企業の業績も改善させ、国内設備投資・雇用の拡大に繋げ、経済の成長を促すものであると思います。
今、自動車大手企業は東北地方に生産拠点の新設を急いでいるが、部品企業もコスト削減や技術革新で、国内に踏みとどまるか、事業基盤を海外に移すか、試練の時を迎えているのが現状です。今こそ、我が業界も、それぞれの異なる組織的役割を尊重しつつ、
創意工夫し共棲の念を基盤に、力強く前進したいと願っています。
第2170号3面
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- 日本ねじ商業協同組合連合会 需給革新などに即応し創意工夫を凝らして前進を -- 2011/01/10 月曜日