[PR]
日本ねじ工業協会中部支部 ねじ協会事業を活力に支部の発展へ
【ねじ・ネジ・業界紙】 新年明けましておめでとうございます。中部支部会員の皆様におかれましては、輝かしき新年をお迎えになられた事と心よりお慶び申し上げます。
さて昨年のわが国経済を概観致しますと、一昨年からの世界同時不況からやっと脱出したとは言え、厳しい雇用情勢に加えて、多くの海外製品が国内市場に与える影響、さらには円高等の要因による需要産業の海外展開加速に伴う空洞化問題などにより、我々ねじ産業を取巻く環境は、未だ先行きが見通せない、まだまだ厳しい状況が続いております。
しかし、中部地域においては、名古屋が昨年COP10の開催地となるなど、これまで、わが国経済を牽引してきたとおりに、「環境」をキーワードとした事業でも、日本のものづくり復活に向け先頭を切っていくのではないかと、期待されているところでございます。
そしてこのように依然として厳しい経営環境の中、経営改善、技術向上等に日夜努力を重ねておられる、中部地域のねじ産業の皆様方に対して衷心より敬意を表する次第であります。
社団法人日本ねじ工業協会中部支部と致しましても、多少なりとも中部地域の会員の皆様のお役に立てるようにとの観点から、引続き、ねじ産業未来開発プロジェクト事業推進に向け中部地域の製販業者が一体となって取組むと共に、ねじ技能検定制度創設に向けた取組みとして中部地域における講習会開催などの事業を実施してまいる所存です。
これからもわが国ものづくりの底上げをはかる中部地域産業の中にあって、当協会中部支部会員の皆様方におかれましては、ひときわ元気な企業となって頂くための一助として、これら協会の事業を積極的に活用して頂ければ誠に幸いに存じます。
最後に、今年一年が平穏な良い年でありますように、そして会員の皆様がご健勝で明るい一年をお過ごしになられますように、更に、会員各社の社業が益々発展されますよう心からご祈念申し上げ、私の年頭の御挨拶とさせて頂きます。
第2170号2面
見出し一覧
- 日本ねじ工業協会中部支部 ねじ協会事業を活力に支部の発展へ -- 2011/01/09 日曜日