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大阪南港ネジ工業団地協同組合 組合員企業の一層の飛躍に向けた事業推進

 【ねじ・ネジ・業界紙】neji-20101122-01.jpg
40周年記念式典の会場
 大阪南港ネジ工業団地協同組合(箕村理理事長)は11月2日、ホテル日航大阪で創立四十周年記念式典及び祝賀会を挙行。

 ねじ産業の成長発展に努めると共に設立目的の公害防止を達成するなど、関連業界の模範となる多大な実績の歩みを再確認。今後はグローバル環境のもと組合員企業の一層の飛躍に向けた事業推進を図り、結束を強め蓄積した実績の発展維持に努め、公共の目的に即した地道な活動を推進することを目指して新たに船出した。

 【箕村理事長】
 昭和47年に大阪府知事から設立認可を頂いてから40年目の事業年度を無事に迎えました。現在の組合の地は、48年に公害防止事業団との間で工譲渡契約の締結をおこない、翌年の造成完了後に譲渡を受けました。日本経済はオイルショックの最中にあり、多くの困難を克服して当初の組合員17社が工場建設にかかりました。

 現在の組合員数は10社。これまで円高、バブル経済、製造業の海外移転の増加など経済情勢の変動を物語る幾多の局面を乗り越えてきました。63年には公害防止事業団からの借入金を完済。設立目的である公害防止は達成し、これからは新たな目的を求めていくことになります。
 
 今後は、組合の存在意義を所属組合員企業の一層の飛躍発展に向けた支援事業を中心とすることに変更し、様々な推進を図っていきます。組合員一同の結束によって諸先輩が残してくれた良い実績を維持発展させ、ねじ産業はもとより地域・国際社会への更なる貢献など、公共の目的に即した地道な活動をして参りたいと思います。


第2166号3面

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