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長岡製作所 ねじ加工など百トン転造盤活用へ長岡東螺会を開催
【ねじ・ネジ・業界紙】 長岡東螺会(馬場義治会長=(株)馬場会長)は10月15日、(株)長岡製作所(古林勝美社長)の本社工場で恒例の研修会を開催。
工場の現況を視察するとともに製販の意見交換を行い、百トン転造盤を活用できる仕事の確保など協力体制強化の方向を確認した。
古林社長は、地場産業からの受注が増加して業績が回復していることを報告し、当面の設備投資計画などを説明した。
馬場会長は「昨今は円高が進み株価の変動も大きく、日本の自動車産業や輸出関連産業は非常に厳しい時代であり、工場を海外にシフトするメーカーも増えている。しかし長岡製作所においては、高い技術力をもって『ものづくり日本』を支えていってほしい。毎度のことですが、代理店各社が力を合わせて長岡製品の売上げを伸ばすように頑張りましょう。百トン転造盤の稼働率があまり良くないと聞きますので、この設備に適した受注活動の積極展開をお願いしたい」と挨拶。
古林社長は「昨年の研修会で新日鉄・君津工場を見学した当時は非常に厳しい状況でしたが、今期売上高は昨年実績比22%強の増加が見込まれ、工場は連日、残業・休出が続いています。これも皆様のご協力のおかげであり感謝申し上げます。今期の設備投資ではNC旋盤2台が来週納入されます。2次加工を強化するための導入であり、当社の特色である『冷間圧造で成形し、切削工程で精密仕上げする』ラインを拡充します。本日は初参加の方も大勢いらっしゃいます。じっくりと工場を見学して下さい」と述べた。
第2165号2面
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- 長岡製作所 ねじ加工など百トン転造盤活用へ長岡東螺会を開催 -- 2010/11/12 金曜日