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コクブ 屋外用役物固定に最適ねじのサンサンビスを製品化
【ねじ・ネジ・業界紙】 (株)コクブ(奈良県橿原市新堂町222―1。大場康弘社長)では、太陽電池架台をはじめとする屋外用の役物固定の締結に最適なねじ「サンサンビス(SUNSUNVIS)」を開発した。
作業性に優れており、多種多様な木質材や薄鉄板に使用できる等々の特長を備えている。また、頭部には高い防錆効果の得られるラウンドトップ構造を採用している。同社は開発型企業であり様々な新製品を世に送り出しているが、サンサンビスを今期第1弾目の新製品と位置づけて本格販売を開始した。特許出願中、商標登録済み。
サンサンビスは屋外使用向けであるため材質はステンレス(SUS410)製。表面処理は地球環境問題に対応したクロムフリーコーティングのジオメット処理。頭部は六角形状とし、頂点に独自機構のラウンドトップを採用している。
このラウンドトップとは、頭部天井の中心から四方八方(全方向)に僅かな傾斜角度を設け、雨水の溜り並びにホコリ・ゴミの付着など錆の発生要因を事前に取り除き、抜群の防錆効果が得られる構造である。
形状・構造は、ねじ山部は素早い作業性を実現するダブルリード(高低ねじタイプ)、先端部は多種多様な木質材や薄鉄板にまで使用できるスプーン刃となっている。首下には止水性抜群の樹脂パッキンが組み込まれており、締結後の圧縮状態を勘案した社内設計に基づき頭部裏に特殊リンク溝を施している。これにより、隙間のない確実性を備えた構造を実現している。
第2164号3面
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- コクブ 屋外用役物固定に最適ねじのサンサンビスを製品化 -- 2010/11/09 火曜日