[PR]
大阪鋲螺卸商協同組合 ねじ全般に渡る基礎知識を金剛鋲螺で学ぶ
【ねじ・ネジ・業界紙】 大阪鋲螺卸商協同組合・労務委員会(高橋秀二委員長)は10月19日、組合員企業の若手社員向けにねじ工場見学と研修会を開催。
20社46名が参加し、六角ボルト及び特殊冷間圧造部品のトップメーカーである金剛鋲螺(株)(東大阪市長田西。久保清一社長)本社工場において生産ライン等の見学を行なうとともに、専門講義を受講し、ねじ製造技術をはじめ、ねじ全般に渡る基礎知識を学んだ。
金剛鋲螺の工場では、六角ボルト・座金組み込み六角ボルト・特殊冷間圧造部品・自動車産業向け精密ねじなどの原材料受け入れから圧造・成形・組込・転造までの一貫生産工程や製品精度及び品質管理のための試験・検査体制を見学。
高品質の定評を得ている「ダイヤ菊水印ブランド」を支える生産ラインでは、各種ボルトホーマーや多段ヘッダー、トリマー、ローリング(平ダイス・ロータリー)、座金組込み機、洗浄機などの設備をはじめ、採光取り入れに工夫した天井や汚れのない通路など環境対策にも配慮の行き届いた最先端工場を見学。検査ラインでは最新鋭検査システムの説明を受け、ボルトの引張強度試験の実演を見学した。
物流センターでは、安定供給体制を支える製品梱包・自動入出荷システムなどを見学。製品はパレット毎に一括管理され、バーコードシステムにより検査数値や工程状態等の全情報をリアルタイムに把握することができる。また最新鋭ロボットシステムにより一部梱包や倉庫管理等の自動化を実現。製品の出荷指令等も同システムを経由して行われており、参加者は、効率化と正確さを両立させた供給体制を体感した。
第2164号3面
見出し一覧
- 大阪鋲螺卸商協同組合 ねじ全般に渡る基礎知識を金剛鋲螺で学ぶ -- 2010/11/09 火曜日