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葛飾区ねじ連合会 ねじ製作の体験コーナーで地元産業フェアに参加
【ねじ・ネジ・業界紙】
ナットづくりを体験する子ども達
東京都葛飾区のねじ関連企業で構成する葛飾区ねじ連合会は10月15日~17日の3日間、テクノプラザかつしか(葛飾区青戸)で行われた第26回葛飾区産業フェア(工業・商業・観光展)に参加出展し、ねじ製作の体験コーナーを提供するなど来場者にねじの魅力を伝えた。
前身団体時代を含めスタート当初から出展参加している葛飾区ねじ連合会では、当時、各社の製品を展示するのみだったが、子どもたちにねじの製作を体験して興味を持ってもらおうと、数年前から製造機械を体験用に改造して手軽にねじ製作が行える体験コーナーを実施している。
今回は、ねじ頭部成形やねじ転造加工、ナットづくりの3コーナーを設置。加えて、マイクロねじ向け画像処理自動選別機(東京技研製)や昭和30年頃まで使用していた木ねじ用のねじ切り(切削)加工機(協栄製作所)をデモ出展した。
ねじ作りを体験した小学生は興奮した面持ちで「作った後のねじは、こんなに熱いんだ」とか「ねじはこうやって作られるんだ」と感心の様子。なかには「ねじを作る機械はかっこいい」等の声も聞かれ、興味津々だった。
葛飾区ねじ連合会の岩崎充男会長(岩崎ネジ製作所)は「この体験を通じて物をつくる楽しさを感じてくれたら良いと思っています。小さな体験かもしれませんが、いつかは実を結び、日本の“モノづくり”を支える人々へと花を咲かせてくれることを期待しています」と述べた。
第2164号2面
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- 葛飾区ねじ連合会 ねじ製作の体験コーナーで地元産業フェアに参加 -- 2010/11/09 火曜日