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千葉精螺 ねじ付など高精度製品のローコスト供給に茂原新工場稼動

 【ねじ・ネジ・業界紙】千葉精螺・茂原新工場
千葉精螺・茂原新工場
  切削真鍮ナットなど多数のアイテムを生産する(有)千葉精螺(東京都葛飾区立石。千葉吉功社長)は、ねじ付など高精度製品のローコスト供給実現を目的に、四箇所目となる生産拠点として、千葉県茂原市に新工場を設立。NC旋盤等による大量生産方式を導入し、本社工場に次ぐ生産供給機能構築に向けて、7月から本格稼動させた。

 新工場の住所は千葉県茂原市小林1693。敷地面積600坪・建屋面積400坪の地上1階建。主要設備はNC旋盤、カム式旋盤、汎用旋盤(ベンチレス)等を複数台。現在は数名で操業しているが市況環境を見据えて今後、増員をしていく方針である。

 今回の設立について千葉社長は「精密加工の大量生産化を実施しローコストで提供できるようにしたい。低価格で勝負する海外メーカーに対し、国内メーカーが備える競争力のひとつとして『国内力』というものを発揮したいと思っていた」と語っている。


第2163号3面

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