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国際物流総合展2010 ねじ関連企業ではサンコーテクノなどが出展

 【ねじ・ネジ・業界紙】 アジア最大級の物流・ロジスティクスに関する総合展示会「国際物流総合展2010」が9月14日~17日の4日間、東京有明の東京ビッグサイトで開催された。アルコール検知器使用を義務付ける輸送安全規則が来年4月から施工されるのを見据え、測定器メーカーが揃って新製品を発表。(株)サンコーテクノも呼気アルコール測定器を重点展開し“安全輸送”を働きかけた。また、物流機器部品分野では(株)ストルツコーポレーションやアキュメントジャパン(株)などがねじ関連企業として出展。新市場開拓を視野に入れ、新製品や既存製品等を出品しアピールした。

 サンコーテクノでは以前より、新事業として開発を進めてきた呼気アルコール測定システム「ALC Guardian(ガーディアン)」、測定器「SG358」等の関連機器・システムを出展した。
 SG358は、ストローで3秒呼気を吹き込みアルコールを測定する機器。ガーディアンとの連動で測定結果を記録管理することができる。バーコードリーダーや免許証リーダー、指紋認証で測定者を識別し、撮影記録した顔写真により不正測定を防止する。 
 また、遠隔地の事業所で行った測定結果もネットワークを経由してリアルタイム確認ができる。測定器に使用されるアルコール検知センサは一般的に半導体が用いられるが、SG358では接触燃焼式媒体を採用。媒体が呼気に含むアルコールに化学反応し、その時に生じる温度差で検知する。このため高精度検知が行え、メンテナンスコストも低減できる。


第2161号3面

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