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竹中製作所 国内ボルトメーカー初の原子力ASMEを認証登録
【ねじ・ネジ・業界紙】 (株)竹中製作所(本社=東大阪市菱江6―4―35。行俊明紀社長)ではこのほど、米国機械学会(ASME)の「ボイラおよび圧力容器規格」に基づく認証制度において、厳格な要求事項を満たす組織として認定を受け登録された。
同資格は、原子力発電所用機器分野におけるグローバルスタンダードへと位置付けられ、自主規格ながら世界的に権威を有する認証制度。同分野に対応した国内ボルト製造の専業メーカーでは初めてとなる。
同社は、国内原子力発電所建設の初期から原子力用ボルトの製作を行ない、今回認証登録の米国ASME原子力保証体制並びに国際的品質保証体制のISO9001を確立するなど、高度な信頼性が要求される原子力をはじめ圧力容器等の様々なメーカーに対し、長年にわたる細やかなニーズにも応える企業体制の構築によって豊富な実績を誇っている。
今回の登録では、同社で内製化する原子力発電所用ボルト類から各種関連製品の製造・供給、それらに使用する原子力用規格材料のメーカーや協力外注加工企業の認定・管理など幅広い要素と範囲の資格になっている。登録番号はQSC―616。
第2160号2面
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- 竹中製作所 国内ボルトメーカー初の原子力ASMEを認証登録 -- 2010/09/27 月曜日