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阪村機械製作所 インドのビルフォージ社へ超大型スラグフォーマーPF―5150機を納入

 【ねじ・ネジ・業界紙】 “サカムラの技術が、また世界に認められた” (株)阪村機械製作所(京都府久世郡)では、プレス加工による抜きカスを活用する製造方法で、従来工程数の削減などを可能にした超大型スラグフォーマーPF―5150機を開発。
 リ・フィードシステムの独自機構などを備えたスクラップから新製品を造りだすエコマシンであり、工業化の成長が著しいインド・バンガロー市の自動車部品等を生産するビルフォージ社への納入が決定している。

 超大型スラグフォーマーPF―5150機は(本紙第2147号既報)、1983年に部品の大型化ニーズへの対応機として開発。当時は、日本はもとより世界最大級のパーツフォーマーであり、生産能力においても最大外径80mmのスラグ製造等を可能とし、自動車部品メーカーを中心に多数の納入実績を誇っている。
 導入企業では、大型サイズ生産に適した同機の特徴及び能力を最大限に発揮させ、オルタネータのスラグ加工などを例に多彩なアイテムの製造に用いられてきた。約30年が経過した現在も各種の生産現場で稼働中である。


第2160号5面

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