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阪村機械製作所 ボルト形状ねじ製品の使用実績で日産ネジにS型フォーマー導入
【ねじ・ネジ・業界紙】 (株)阪村機械製作所(京都府久世郡)では、市場へと供給する多彩なフォーマー機においてロングセラー機の一つにボルトフォーマーS型がある。
同機は、ボルト形状のねじ製品等における生産現場のニーズを的確に捉え、各種機能に加えて永続的稼働性などが高い評価を受けている。
先般には、有力キャップスクリューメーカーの日産ネジ(株)(本社=大阪府松原市。北尾八三一社長)の本社工場に加工の使用実績などをベースにして“S―320型”が導入され、主力製品をはじめとしたアイテム生産の本格稼働を開始している。
ボルトフォーマーS型は、一九五五年(昭和30年)にヘッダーとトリーマーを組み合せた3段工程方式による簡単操作のボルト製造機として開発。
ボルト形状のねじ製品に多用されている同機は、コンパクト設計でありながらもワイドレンジの生産サイズを許容対応範囲とし、ボルト品にみられるワンサイズの呼び径に豊富な長さ(首下寸法等)に適した機能を装備。
多品種少量傾向の中で安定した高速生産の実現をおこない、開発製品化から長きにわたって市場ニーズを満たしているロングセラー機である。
有力キャップスクリューメーカーの日産ネジでは、約25年前に同型のボルトフォーマーS―320型の導入がなされ、六角穴付きボルト、六角穴付き皿・ボタンボルト、フランジタイプ等各種アイテムの細径サイズを中心にした主力機的な役割を担っている。
昨今の細径サイズの需要増加がS―320型の生産負荷を大きくし、同機の有する製造能力・操作性並びに稼働性など生産現場の要望を取り入れ、新たな企業展開を見据えた設備投資の一環に本社工場に導入を実施した。
第2159号5面
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- 阪村機械製作所 ボルト形状ねじ製品の使用実績で日産ネジにS型フォーマー導入 -- 2010/09/13 月曜日