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天野製作所 防錆・防滴対応の新型ドリルねじ本格生産
【ねじ・ネジ・業界紙】 建築用、家電用ファスナー及び冷間圧造製品を自社にて熱処理・表面処理まで一貫体制にて製造・販売を行っている(株)天野製作所(千葉県白井市。天野真徳社長)では、野外等で雨ざらしになったり海岸沿いで塩害を受ける構造物等に対する防錆・防滴対応の「新型ドリルねじ」の本格生産を開始した。
新型ドリルねじは、通常の材料CH18ATを使用し、メッキ処理後に、頭部(ヘックスタイプ)にSUS304キャップを取り付けている。このことにより締結後に外部へ露出する頭部部分が水・塩害等によって錆びるのを防ぐことができる。キャップはSUS304材をプレス加工で成形しており、ねじ頭部の保護・防錆・防滴効果が高い。
当面の生産サイズは、呼び径5mm・6mmを中心に呼び径3mm・4mmにも対応し、月産1000万本の製造が可能なラインを構築している。
多種多彩な用途への対応、豊富なアイテムを揃えるドリルねじシリーズの新型ドリルねじであり、発売以来、各方面から、機能及びコストを追及した締結部品として好評を得ている。
第2155号2面
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- 天野製作所 防錆・防滴対応の新型ドリルねじ本格生産 -- 2010/08/11 水曜日