[PR]
西村金属 チタンねじから小径・微細精密部品をマルチ機械加工生産
【ねじ・ネジ・業界紙】 （株）西村金属（福井県鯖江市。西村忠憲社長）は、難加工のチタン及びステンレス材を中心に塑性加工のヘッダー・転造から切削加工のＮＣ旋盤、マシニング、打抜き・成形等のプレスまでと機械加工全般におけるマルチな生産体制を築き上げ、多岐にわたる産業の小径・微細の精密部品加工を提供する専門企業である。
それぞれの製造実績並びにノウハウと各種加工特徴を融合した複合加工、さらに加工と加工の最適組み合わせによるシステムライン化のもとで、１個の特注品からロット単位の量産加工におよぶ柔軟対応を図っている。
また、常に創意工夫の実行によって保有する幅広い優れた専業技術に加え、生産工程においても独自の開発設計を用いた方法を取り入れ、個々の部品ニーズにあった多彩な製造がおこなわれている。
例えば、頭部六角穴の自動旋盤１工程による仕上げまでの加工や、マグネシウム合金材による温間特殊プレス・絞り加工など。
これらを支えているのは、モノづくりの考え方「道具は自分で創造する」である。ＮＣワイヤー機及びＮＣ放電機の設置をおこない、プレス用金型やマシニング用加工冶具の全てを内製化。多種多様な加工条件に応じる工具類の一貫生産が高度な品質・精度を備えた複雑形状部品を実現。
このほか、異なる形状を同じ工程内で連続成形できる特徴から多用化されつつあるフォームローリング加工に関しても、社内での金型生産によって僅かな微調整及び設計変更の迅速化対応などをはじめ、多角的な要素技術の蓄積が可能となっている。同加工は、独自の微細マイクロフォームローリングを確立。切削、ヘッダーと切削など従来の製造方法に代替となり、マイクロ分野でのコスト競争力とともに製品完成度の安定化を高めている。
第2154号5面
見出し一覧
- 西村金属 チタンねじから小径・微細精密部品をマルチ機械加工生産 -- 2010/08/02 月曜日
