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日本ねじ工業協会 ステンレスねじ部会が台湾同業種ねじ企業の視察研修を企画に
【ねじ・ネジ・業界紙】 （社）日本ねじ工業協会ステンレスねじ部会（田島祥一部会長）は６月１７日、大阪市東成区の同協会関西支部会議室において平成２２年度第１回会合を開催した。
今年度の部会事業計画の検討がなされ、１２月に台湾同業種ねじ企業などの視察研修を企画すると決定。また、会員各社における使用材料を含めた市況などの情報交換がおこなわれた。
今年度の部会事業計画の検討では、これまでの活動の中で会員メンバーより提案されてきた情報関連・工場見学会の開催・材料価格問題への対応など項目別に纏めた資料をもとに、当日の参加者からは海外同業種ねじ企業並びに材料メーカー視察、ＰＬ保険の輸出案件適用、環境規制における顧客要求対策など具体的な意見が挙げられた。
これらを踏まえ、今年度に実現可能な事業として海外同業種ねじ企業並びに材料メーカー視察の開催を決定した。海外視察の候補地は台湾、実施時期は１２月１５日～１９日の何れかから３泊４日程度の日程で、訪問先企業の選出等を行ない、視察研修事業を企画していくこととなった。
つぎに、参加各社が使用する材料の鋼種並びに形状、生産品種別に価格の推移、需要産業の動向や荷動きなどに関して発表。それによると、各社ともに今年に入って２回目の材料値上げ実施が余儀なくされている。今後もメーカー責務を遂行していくには、提供するねじ製品価格の改正は必要なものとし、各社がそれぞれの適正な判断のもとに対応を図る―ことになった。
第2153号1面
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- 日本ねじ工業協会 ステンレスねじ部会が台湾同業種ねじ企業の視察研修を企画に -- 2010/07/09 金曜日
