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オーエスアイツール ねじ用画像検査装置の新タイプを本格販売

 【ねじ・ネジ・業界紙】 (株)オーエスアイツール(大阪府吹田市青葉丘北1―5。板谷和夫社長)では、供給展開するねじ用画像検査装置ウルトラビューシリーズの操作性及び確実性などを更に高度化した新タイプとして「ULTRA VIEW―ⅳ」の本格販売を開始した。

 同装置は、随所に搭載する独自の開発機構がインデックス方式の能力拡張と共にオペレーターの使い易さを徹底追及。加えてねじ企業等が導入しやすいように低価格及び省スペース化を実現しているほか、生産現場の合理化・効率化の向上に無人化稼働対応など多彩な機能を備える。

 新タイプのウルトラビューⅳ型は、ロット数量が多いねじ製品の全数検査を見据えて、より低価格・省スペースで複数台導入に対応した画像検査装置として開発。既に、精密ねじ及び圧造部品メーカーの(株)スズキ螺子製作所に合計10台が納入され、生産力強化などに効果を挙げている。
 「オペレーターの使い易さ」を開発コンセプトに、各種機能・内蔵ソフト、装置全体の構成に至るまでが、設計段階から現場ユーザーの声をフィードバックした取り組みによって製品化した。

 同装置の検査対象範囲は、サイズ=M3~M6(M5~M8)。軸部長さ=6~50mm。製品種類=ナベ、トラス、バインド、サラ、ワッシャー組込みタイプ、その他。処理能力=1分間に900本(最高)。
 主な仕様は、フルカラーCCDカメラ2台の標準装備により、頭部は外形・矢折れ・十字穴詰り・メッキ・変形・キズ・ワッシャー形状など、軸部は全長・先端形状・メッキ・ネジ有無・首下ネジ不良・よっぱらいなど、各画像処理の検出が可能。
 また、2つのアナログセンサー(レーザー)が頭部高さおよび軸部長さのデジタル表示(0.1mm以下)をおこない、組込みねじのワッシャー抜けも検知判定する。排出は、カウントアップダンパーとエスケープ防止ダブルダンパーの2重システムを装備。


第2150号1面

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