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山川鋲螺製作所 ねじ生産供給体制の高度化等に超高速ねじ検査装置を導入

 【ねじ・ネジ・業界紙】 (株)山川鋲螺製作所(東大阪市新池島町。山川佳秀社長)では、検査システムを含めた生産供給体制の高度化等に向けた様々な取り組みを推進中である。
 その一環として、先ごろには製品完成後の最終検査工程の強化に超高速タイプねじ検査装置「VS―Liner50機」の導入を行い、既設稼働するセンサー選別検査機器などとの融合が図られた検査管理体制を構築。
 今後も、設備投資のハード面に加えて人材育成などソフト面の充実化により、提供する製品の更なる信頼性向上と多種多様なニーズを応えるための積極的な展開を目指していくものとしている。

 同社は、図面指定等のユーザー仕様による各種タッピンねじ形状を主に、ニーズに合わせたスペックの小ねじ類や異形ねじ等の小ロット製造対応を特徴としている。鉄、ステンレス鋼製を中心に呼びサイズ2.6mm~8mm、長さ125mm(MAX)をベースにした生産範囲において、コンピューター管理品目だけをみても1600種の多彩なアイテムが登録され、製造する。

 今回の検査装置設置は、より生産供給体制の高度化等に向けた様々な取り組みを推進するなかで、メーカーとしての競争力を高め付加価値を提供していく一つに、更なる製品完成後の最終検査工程の強化を掲げ、既設の検査設備を上回るプラスアルファの能力を備えた超高速タイプねじ検査装置「VS―Liner50機」((株)オオシマ設備製)を新導入した。


第2149号10面

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