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ハンエイファスナー ステンレスねじ製品等の生産強化に新工場稼働
【ねじ・ネジ・業界紙】 ステンレス製ねじの製造販売を手掛けるハンエイファスナー(株)(本社=大阪府八尾市竹渕。椎山繁社長)は、昨年4月に取得した東大阪市衣摺の圧造工場を拡張。従来から保有する製造部門の全面移転を行い、新工場として5月6日より正式稼動させた。
これにより生産能力は協力工場も含め月産60トンに拡大。管理体制の強化にもつながり製品品質の高度化に向けた体制が整った。また新たに転造加工ラインも設置し、本格稼動へ向け準備を進めている。
同社は、ステンレス製ねじの生産に加え、商社機能を併せ持つ。SUSXM7 SUS430、SUS410、SUS304J3等の幅広い鋼種を、M3からM8までの小ねじ・タッピンねじ・座金組み込みねじを始め、オリジナルタイプのベストタイト(低トルクタッピンねじ)やベストロック(いじり防止)、六角ボルトなどを取り扱っている。
新工場開設に至っては、高付加価値、小ロット対応、即納(スピーディ)など、多様化する顧客ニーズを適確に満たす体制づくりに一貫生産体制の確立を目指した。
八尾空港近郊の大阪府八尾市南木の本5丁目6番地に位置。敷地面積は200坪、建屋面積は事務所棟と工場棟を含め、150坪。工場棟の高さは3階建に相当する約6メートル。建屋の前後には大型の扉が設けられ、開扉時は程良い風が吹き抜ける。生産設備はヘッダー、ローリングを含め合計30台が設置された。
第2149号10面
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- ハンエイファスナー ステンレスねじ製品等の生産強化に新工場稼働 -- 2010/06/07 月曜日