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第一工業 ねじ工場の一貫生産体制で新製品開発など積極提案
【ねじ・ネジ・業界紙】 関西第一SS会(由良豊一会長)は4月9日、大阪市北区豊崎のRAMADA大阪で第44期総会を開催。本年度事業では、昨年に引き続いて会員企業実務者による納涼懇親会、新製品及び技術等の勉強会を計画していくものとした。
また、任期満了に伴う役員改選では由良会長を再任したほか、池田哲男氏が副会長に、増谷彰彦氏が会計監査に選任された。
第一工業の西野社長は「ねじ工場の一貫生産体制で新製品開発など色々な提案を行ない、会員皆様にお役に立つ取り組みを推進していきます」と今後の展開を語った。
開会挨拶で由良会長(由良産商(株)社長)は参加諸氏へお礼の言葉を述べてから「最近は、夢や希望を持つということから遠ざかっているのではないでしょうか。当社では、数年前に飛行機づくりに参加したいとの思いを抱き、ねじ流通卸の業務とは全く異なる分野・市場で挑戦を続けています。厳しいときこそ敢えて何事でも良いから夢を持ち、持った以上は成就させるという日々突き進む心が必要であります。今までにもねじの代理店は沢山ありましたが、当会のように長寿な歴史を有するのは希少です。第一工業さんから提供される製品に期待をし、会員各社は一層の拡販に努めて頂きたくお願いします」。
第一工業に西野社長は日頃の愛顧に謝意を表してから「鋲螺事業部は、ねじの製造拠点を新平山工場に統合したことによる一貫生産体制が整いました。従来から取り組んでいる品質及びサービスの向上に加えて、新製品開発などをはじめとした様々な提案やよりニーズを満たす柔軟な対応をおこない、会員皆様の業績に繋がる努力を積み重ねていきます。事業部制撤廃の一環に、ねじと家具の各事業部で同じ地区にある営業拠点はすべて統合をしました。緻密な情報の共有化などによって新たな需用市場の創出及び発掘や、新製品開発等のアイデアにも期待ができます」と述べた。
第2146号2面
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- 第一工業 ねじ工場の一貫生産体制で新製品開発など積極提案 -- 2010/05/07 金曜日