[PR]
サカエ製鋲所 M16ねじ転造・座金組合せ対応に大型ローリング機導入
【ねじ・ネジ・業界紙】 (有)サカエ製鋲所(東大阪市柏田西。橋本惣次郎社長)では、更なる市場ニーズへの対応を目的に生産設備の増強を図り、最大呼び径M16ねじ転造並びに同サイズの座金組み合せ製品の製造体制を構築した。
これにより主力の小ねじ分野に加えて、新たに六角ボルトなど中間径サイズの加工技術確立と生産アイテム拡大を実現。即納在庫アイテムにM12六角ボルトの平座金とスプリングワッシャーを組合せた3点セット(P3タイプ)製品が追加された。
今回の大型ローリング機導入は、座金組み合せ製品の広範囲にわたる引合いや発注が寄せられるなかで、六角ボルト等の中間径サイズへの対応要望が増えてきたことから、将来的な構想として座金組み合せねじの専門性を一層探求していくことと、新たな生産領域での加工技術確立や生産アイテムの拡大に向けて設備投資を実施した。
その具体的な製品化として、平座金とSW組み合せのM12六角ボルトP3タイプを新たな即納在庫アイテムに追加した。サイズはM12×20~50mm、表面処理は3価メッキ・6価クロメートの二種類。また、各種組み合せのオーダーも受けて本格的な生産が開始されている。
第2144号3面
見出し一覧
- サカエ製鋲所 M16ねじ転造・座金組合せ対応に大型ローリング機導入 -- 2010/04/12 月曜日