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日本塑性加工学会 ねじ関連企業などが微小鍛造加工の最前線解説

 【ねじ・ネジ・業界紙】 日本塑性加工学会・鍛造分科会は3月5日、工学院大学新宿工舎で第281回塑性加工シンポジウム「微小・精密部品における鍛造加工の最前線」を開催した。日本ねじ工業協会、日本鉄鋼協会、日本鍛造協会等々が協賛。
 (株)中島田鉄工所、(株)三明製作所、(株)ユニオン精密などのねじ関連企業や大学の鍛造加工分野に精通した専門技術者が講師を務め、基礎理論から実際に加工する上での大切な要素及び加工事例などを解説した。
 

 午前・午後の8つの講義には、精密機械をはじめ、医療・電子・通信機器などの産業分野におけるマイクロメゾスケール(数10μmから数mm)部品の設計・開発品質管理担当の技術者を中心に多数が受講。
 微小・精密部品の鍛造加工に長けた各講師陣が、豊富な体験や具体的な事例をもとに、それぞれのテーマに沿って講義した。

 ねじ関連企業の発表は、ユニオン精密が「難加工材を用いた微小締結部品の圧造・転造加工」、中島田鉄工所が「異種材接合/軟質材効率生産を可能にしたマイクロ部品圧造機の開発」、三明製作所が「微小複雑形状部品のフォームローリング加工及び特殊ローリングマシン」について解説した。


第2142号2面

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