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太陽ファスナー ねじ業界等のモデルケースに徳島工場が太陽光発電システム導入
【ねじ・ネジ・業界紙】 有力ステンレスねじメーカーの太陽ファスナー(株)(本社=大阪市港区。馬渕健司社長)では、生産拠点である徳島工場(徳島県阿波市土成町)に太陽光発電システムを導入した。地球に優しいモノづくり及び企業運営をはじめとした環境問題対策の一環である。発電能力は最大出力100KW。既に1月末からの稼動を開始しており、年間では二酸化炭素換算で33トンの排出削減効果となる。
今回、大規模な太陽光発電システムの導入に踏みきったのは、社会の一員としての企業責務を更に深く掘り下げるとともに、ねじ業界並びに所在する工業団地企業等へのモデルケースとして、具体的な手法を示すという意味も含まれている。
導入したシステムは、京セラ製の縦1.5m×横1mの発電パネル。徳島工場内にある4棟の施設のうち、研究開発センター(04年竣工)および技術センター(09年竣工)の各棟屋上部に設置。合計面積約1200平方メートルに480枚の発電パネルが並ぶシステムである。
一年間の発電電力量能力は約10万KW時を誇り、同社徳島工場が使用する電力量の10%に相当。年間の排出削減効果は二酸化炭素(CO2)換算で33トンが見込まれる。土日など休業日の発電分は四国電力への販売をおこなう。
第2141号2面
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- 太陽ファスナー ねじ業界等のモデルケースに徳島工場が太陽光発電システム導入 -- 2010/03/17 水曜日