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光洋製鋲 ねじ製品の総体的な検査システム強化に超高速ねじ検査装置導入
【ねじ・ネジ・業界紙】 “地球龍”印の光洋製鋲(株)(東大阪市高井田西5―1―44。岡本光弘社長)では、総体的な検査システムの強化、市場へと提供する製品の高精度化及び高品質化による一層の信頼性向上等を目的に、超高速タイプのねじ検査装置「VS―Liner50機」と「同100機」((株)オオシマ設備製)を各一機導入した。
これにより、製造時のNG品流出を防止する工程内ごとの検査システムに加えて、表面処理など最終完成段階における管理体制の更なる高度化を実現。両装置の能力を合わせると全生産アイテムの検査が可能であり、自動車用など特別仕様の検査を指定する多彩な部品をはじめ、不具合発生要因の未然防止や追求・再発処置への対応等に稼動を開始している。
今回導入した両装置は、5項目のセンサー検査と2カメラによる画像処理の最先端技術がフル装備され、コンパクト設計でありながら鋭く処理能力と検査能力は倍速機。
対象ワークは六角・四角・皿・ナベ・トラス等の頭部形状から座金付き品などの多彩なアイテムを可能とし、5項目の自動設定入力のティーチング機能が誰でも簡単におこなえ、カメラとセンサーの使い分けでワークも人も選ばない。
徹底した安全設計がオープンスタイルで容易な管理とメンテフリーを実現し、本体稼動時の消費電力は僅か150W(0.73A)のエコマシーン。
第2139号3面
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- 光洋製鋲 ねじ製品の総体的な検査システム強化に超高速ねじ検査装置導入 -- 2010/03/03 水曜日