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三豊機工 生産機能を鹿児島に集約、高度な品質均一化を実現
【ねじ・ネジ・業界紙】 三豊機工(株)(本社・愛知県春日井市。舟橋宜孝社長)は45周年を迎えた昨年4月、生産体制の効率化を目的に、本社と鹿児島に分散していた生産機能を鹿児島工場(鹿児島県南九州市川辺町)に集約。本社と工場の役割分担を明確にした。
これにより同社の強みである一貫生産体制のもと生産性向上が図られ、高度な製品品質の均一化実現でより企業競争力を強化。また、間接業務や物流面の効率化にも着手し、コスト低減による企業体質の改善を図っている。
同社のものづくりの業務を支えるのは鹿児島工場に構築された一貫生産体制である。敷地面積1万9694平方メートルにA~Iまでの工場施設9棟が連なる。材料切断から完成品までの全工程が内製化され、これにより各工程に対する緻密な管理が行え、より顧客ニーズを満たす精度・技術が実現できる。
今後の展望としては「適正価格に基づきライバルの追随を許さない良い製品作りを追求したい。ボルト・ナット用金型を提供するのは基本であり今後も引き続き標準品の生産に注力していくが、特殊部品にも取り組み、比較的難易度の高い製品を高精度な機器を使用して作り込んでいきたい」としている。
第2139号2面
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- 三豊機工 生産機能を鹿児島に集約、高度な品質均一化を実現 -- 2010/03/02 火曜日