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浪速鉄工 生産領域拡大に衝撃荷重5トンハンマー導入
【ねじ・ネジ・業界紙】 浪速鉄工(株)(大阪市港区。堀川忠彦社長)では、主力とする熱間鍛造加工の生産領域拡大による企業価値向上及び競争力の強化等を目的に、グループ企業・ムサシ工業(株)(岡山県美作市。堀川眞男社長)の本社工場に衝撃荷重5トンの能力を有するエアースタンプハンマーを導入した。
同機は重量500kgクラス製品の成形が可能。既存設備の最小クラス能力は15g(M5アイボルト)であり、今回の大型ハンマー導入により、軽少から長大までの幅広いニーズに応える製造体制を構築した。
通常、500kgクラスの成形加工には20トンハンマーが用いられているが、同社では油圧プレス機使用による職人の技で限りなく最終形状に近づける荒地成形(ニアネットシェイプ)の卓越した手法を備えており、荒地後にハンマーで鍛造加工するため、5トンハンマーで大型製品の生産ができる。
第2137号3面
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- 浪速鉄工 生産領域拡大に衝撃荷重5トンハンマー導入 -- 2010/02/10 水曜日