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西岡鋲螺 ねじ製品など二次加工内製化で納期短縮

 【ねじ・ネジ・業界紙】 西岡鋲螺(株)(東大阪市宝町20―29。西岡治社長)は、企業体質の強化や更なる顧客サービスの向上等を目的に、予てより進めていた本社工場の増改築工事が09年6月に完了して本格稼動を開始。生産領域および能力の拡大を実現し、新体制が軌道に乗った。
 多種多様化する市場ニーズを一層満たすための製造体制構築に向け、削りや穴明け等の二次加工などに対応した生産設備の増強・新規導入が図られており、ねじ製品から特殊仕様の機能部品・締結パーツに至るまで、幅広いアイテムの短納期化を実現している。

 生産領域および能力の拡大に関しては、従来から対応する生産設備の増強に加え、2ダイ3ブローヘッダー、穴明け、タップ、削り(頭部・首下)、トリミング、スリ割など各種加工の専用機を多数導入した。
 これらにより、生産設備は倍増すると共に各種加工の内製化が可能となり、複数の加工が必要な特殊仕様製品でも短納期化を実現。11種類の加工が内製で行なえる体制となり、異なる加工と加工を組み合せた独自の複合加工が創出されるなど、製品そのものの対応力強化に加えて総体的な生産技術の革新にも繋がっている。今後の市場動向を勘案して多段フォーマー、横穴、プレス、NC旋盤、フライス、矢打ちなどの専用機導入も計画。
 オペレーターの高度人材化にも取り組んでおり、一つの加工を専業担当するのではなく、あらゆる加工作業を万能に担えるオールラウンドプレーヤーの技術者集団の育成も図っている。

 代表的な加工対応をあげると、ヘッダー、ローリング、座金組込みM1.6~M12、穴明け、タップ、トリミングM2.5~M8、削加工(頭部・首下)M2~M16、スリ割M1.6~M12、フォームローリングM1.6~M5など。
 このほか、線材を使用して軸部へ中ツバ加工やプレスのように平面加工が行え、先端部を互い違いに分割曲げ加工するフォアスライド機など複合機能設備も備えている。


第2135号2面

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