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日本機械工業連合会 平成21年度機械工業生産額改定見通し

 【ねじ・ネジ・業界紙】 日本機械工業連合会は平成21年度の機械工業生産額改定見通しをまとめ、先月下旬に公表した。それによると21年度の生産額は前年度比16.4%減の63兆2,590億円となる見通しであるとしている。

 21年度に対して同会では、世界的な不況下で厳しい状況下にあるが、内需では自動車産業、電機・電子産業など一部に持ち直しが見受けられる業種も始め、また、輸出も中国などのアジア向けを中心に回復の兆しが見えるなど、内外需ともひところよりは好転してきている。

 しかし、企業収益の低迷、投資設備の減少、雇用情勢も悪化傾向にあり、他方輸出環境も今後の米国経済の回復時期の遅れや円高の動向など不確定な要因もあり、先行き予断を許さない状況にあると判断している。

 なお、20年度の生産額(実績)は75兆6,355億円、前年度に対して12.8%の減少となった。


第2133号1面

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