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旭サナック ねじ生産等貢献のFTS実施で厚生労働大臣表彰を受賞
【ねじ・ネジ・業界紙】 平成二十一年度職業能力開発関係表彰式が11月16日、東京港区の「明治記念館・富士の間」でおこなわれた。
ねじ関連企業からは圧造機械トップメーカーである旭サナック(株)(愛知県尾張旭市。甘利昌彦社長)が認定職業訓練関係優良事業所として厚生労働大臣表彰を受賞した。
旭サナックでは、周知の通り昭和63年(1988年)に圧造技術スクール・FTSを開講した。本社敷地内に最先端の圧造技術の追求を目的に開設した圧造技術センターの機能の一つである「ユーザーへの技術・技能研修サービス提供」を具現化したものである。
以来、(社)日本ねじ工業協会との共催事業として、圧造技術者の育成に大きく寄与してきた。これまでの研修者は二千名近くに達しており、受講者OBの組織であるFTSクラブのメンバーには千数百名が登録。ねじ製造技術のレベルアップに多大な貢献をしている。
公的にも高く評価され、愛知県事業内職業訓練の認定を受けており、日本塑性加工学会の教育賞、愛知県知事賞を受賞している。
昨年3月には20年を迎えるとともに記念すべき第百回目(工程設計スクール61回、金型設計コース39回)の講座となり、同年5月には記念事業として特別講演会を開催している。
第2131号2面
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- 旭サナック ねじ生産等貢献のFTS実施で厚生労働大臣表彰を受賞 -- 2009/12/02 水曜日