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日本ねじ研究協会 ISOナット設計指針の技術報告書作成でリーダー国に
【ねじ・ネジ・業界紙】 日本ねじ研究協会(竹中弘忠会長)は、既報のとおり去る10月12日~同16日にかけて国際標準化機構ISO/TC2(締結用部品)の国際会議(議長=ドイツDINのN・フランク氏)を、初の日本開催として、10ヵ国22人(延べ参加者は25人)の参加を得て、東京芝公園の機械振興会館で開催し、TC2/SC1/WG1(表面処理)やTC2/WG10(ナット)など延べ六日間の日程で計27案件の審議ならびに決議を行なった。
それらのうち、WG10・ナット会議では(1)高降伏点のスタイル3のナットの追加は中止し、将来課題とする。(2)ナットの設計指針の技術報告書ISO/TRの作成に同意し、プロジェクトリーダーに日本がなることを同意する。(3)ISO:898-2(ナットの機械的性質=並目ねじ)にフランジ付きナットを含めた改正とし、国際規格案DISの五ヶ月投票に付することの意見を求める―ことが決議された。
第2130号1面
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- 日本ねじ研究協会 ISOナット設計指針の技術報告書作成でリーダー国に -- 2009/11/27 金曜日