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天野製作所 ビックス・ドリルねじの新設計タイプが好評

 【ねじ・ネジ・業界紙】 建築用、家電用ファスナー及び冷間圧造部品を自社にて熱処理・表面処理まで一貫生産し製造・販売を行っている(株)天野製作所(千葉県白井市。天野真徳社長)では、一般からプロまでの作業者に好評な「ビックス・ドリルねじ」の新設計タイプを今春より発売している。

 従来のビックスシリーズに加わった新たなアイテムは、各種ビックス製品と同様に幅広い層に支持を受けている。

 新型ドリルねじは、より作業面において相手部材の様々な形状に係らず、食い付き及び穴あけ(切削)効率を最大限に引き出した製品になっている。今までも食い付き・穴あけ面において同社の製品は、施工作業者から好評を得てきたが、より難形状で板厚の厚い換気口等の空調・集塵・風量調整ダンパーに対しても簡単に食い付き・締結できる機能性を追及して新型を開発した。

 ねじ先端部のドリル形状を改良することで作業効率をアップし、現在、なべ頭タイプ4、5、6径(呼び径)の花形サイズから徐々に新型へ仕様変更中である。

 また、ドリルねじの小箱サイズも販売店や作業者のニーズを受けて改善した。例=4×13の入数を1000本(従来通り)入りと、半分の500本入りの2種類のタイプを常時在庫、即納出荷できるようにしている。


第2129号2面

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