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五地域ねじ協交流大会2009 台湾区ねじ工業同業公会・張副理事長(各地域代表挨拶その4)

 【ねじ・ネジ・業界紙】 2008年の台湾ねじ類製品(鋼鉄釘を含む)の生産額は36億米ドルに達し、過去最高を記録。2007年に比べ9%の成長。また生産量は138万トンで、07年の1.3%減となっています。

 生産量については、台湾ねじ類製品は1998年に120万トンを突破してから上昇続きで、2001年のみ世界金融危機の影響で123万トンまで落ち込みましたが、2002年には従来の水準まですぐに回復。2004年にはさらに160万トンにまで増加。この3年間、生産量は約140万トンを維持しています。
 
 輸出に関しましては、2008年台湾ねじ類製品の輸出高は121.5万トン、輸出高は31.6億米ドルで、単価は2.6米ドル/kgと記録を塗り替えました。単価の成長背景には、主に世界の鋼材価格が上昇した影響で、原料コストが大幅に上昇したことによるものと思われます。輸出価格は07年に比べ9.1%増と大幅に成長しましたが、輸出量は07年に比べ1.3%減、それに準じて輸出単価は10.5%成長。

 2009年(1―6月)の輸出高は37.7万トン、輸出金額は9.3億米ドルで、輸出量と輸出額はいずれも前年同期の約4割減、単価は2.47米ドル/kgで前年同期の1.95%増。

 輸出主導型である台湾ねじ産業は国際経済の景気の影響を大きく受けます。米国、日本、中国の景気が次第に回復し、その好景気が台湾ねじ産業の輸出を促進することを期待しています。


第2129号5面

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