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スズキ螺子製作所 PAD Grip Screw(パドグリップスクリュー・特許申請済み)を開発

 【ねじ・ネジ・業界紙】 特殊タッピンねじ類を中心に冷間圧造製品の設計・製造を行い、あらゆる産業における締結工程の合理化・省力化に寄与する製品を日々供給している(株)スズキ螺子製作所(鈴木安雄社長)では、開発・発売以来ロングランヒット製品として好評のPAD Screw(パドスクリュー)を更に進化させ、作業効率と保持力をアップした「PAD Grip Screw(パドグリップスクリュー・特許申請済み)」を開発。8月より本格的受注生産を開始した。
 

 PAD Grip Screwは、ねじ山の山頂から全体に丸みがついているため、相手部材との引っかかりが少なくても大きな接触面積を稼ぐことができ、確実な結合ができる設計になっている。

 ねじ山の種類は2タイプでスタンダードのAタイプは、丸いねじ山を組み合わせた2条形状のねじ部を備え、低く広いねじ山が相手材との更なる接触面積を大きくする。以上のような効果で低いねじ込みトルクで強い保持力を可能とし、作業性と両立した特徴を有している。

 Bタイプは、Aタイプでは難しい首下の長さが短いねじ用。ねじ山の山頂から全体に丸みをつけたシングル形状のねじ部を有し2条形状のAタイプに比べて保持力は劣るが、山の高いねじ山ピッチが狭くなることによって従来の短小ねじよりも強い保持力を実現。

 また、より大きな保持力を確保するために首下の座面に(1)ウェーブ、(2)ウェーブ突起、(3)梨地傾斜の加工を施すことができるため、相手材の材質にマッチした最適なねじを選択できる。


第2124号3面

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