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藤田螺子工業 豊田事業所が一体化業務を増幅推進
【ねじ・ネジ・業界紙】 藤田螺子工業(株)(藤田澈社長)の国内拠点のひとつ豊田事業所(愛知県豊田市吉原町平子26)では、旧5階建社屋の跡地へ昨年8月に3階建新社屋が完成。同所には、新たに営業本部を設置して本社からの営業・調達など事務業務の集約移転を行なった。
これにより、特殊部品製造及び表面処理・熱処理加工を併せた生産部門の豊田工場、製品受入れ検査並びにパッケージ加工・保管管理のデリバリー等が一体となった業務が従来にも増して推進されており、同社のグローバル展開における中核的役割を担っている。
新社屋の規模は、敷地面積2673.52平方メートル、建築面積950.18平方メートル、延床面積2562平方メートル。3階建ではあるが、近隣建築物の4階建相当の高さを有し、各階の床から天井までの空間に開放感を持たせている。
また、各階フロアの柱は四方にあるのみの設計を採用して、フロア全体を常に見渡せる快適な職場環境が配慮されている。最新のロジスティックシステムは、多品種少量ニーズ対応などを目的として、1階と2階の約半分の延床と2階部天井までの高さを利用した収容数1万7千ケースの能力を備える高速自動ラック倉庫。コンベアー数6機(12レーン)がコンピューター制御によって製品の入出庫を高速処理でおこなう。
第2120号2面
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- 藤田螺子工業 豊田事業所が一体化業務を増幅推進 -- 2009/08/12 水曜日