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大阪府立産業開発研究所 21年3月期業種別景気動向ヒアリング調査結果

 【ねじ・ネジ・業界紙】 大阪府立産業開発研究所ではこのほど、平成21年3月期の府内における「業種別景気動向ヒアリング調査」の結果をまとめた。今回の調査対象業種はねじ製造業、機械器具卸売業、金属熱処理業、自動車小売業、人材派遣業、婦人服製造業の6業種。

 その中から「ねじ製造業」をみると、

 平成20年夏まで好調に推移してきた受注・生産は、同年10月、11月からは減少に転じ、受注減少幅は時期を追うごとに拡大している。受注が大きく落ち込んでいるメーカーには、雇用調整助成金の受給を申請して休業日を増やすところが多くみられ、今後の受注状況をみながら申請を検討しているメーカーも多い。
 現在抱えている受注残の生産が終われば、そのあとはさらなる減産の恐れがあるというメーカーも多く、新規受注が大きく減少しており、当面は厳しい状況が続くとみられる。


第2114号7面

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