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サカモト工業 田中熱工と技術提携による燐酸皮膜処理材加工
【ねじ・ネジ・業界紙】 サカモト工業（株）（大阪府八尾市泉町１―３８―２。坂元正樹社長）では、燐酸皮膜処理のステンレス材料を使用したセルフドリルねじ、建築用軽天ねじなど各種ねじ製品における後加工処理の品質安定化並びに高度化などを目的に、熱処理メーカー田中熱工（株）（大阪府守口市。田中良典社長）との技術提携による「ｐａｎｄａ（パンダ）システム」を確立した。
表面処理と熱処理の専業企業が連携した一貫処理加工体制は業界初の試みである。後処理加工の総合的強化はねじメーカーにとってもプラスであり、両社では今後もサポート的役割の更なる充実を図っていくものとしている。
同システムは、表面処理及び熱処理の各専業企業が技術提携した一貫処理加工体制。業界初の試みであり、後加工処理に伴う製品の持ち運び、依頼書などの簡素化を可能として、これらに関わるコストの総合的強化がおこなえる。また、優れた専業業者間での加工処理によってトレサビリティはより明確化となり、品質面では従来型の工程に比べて一層の安定化並びに高度化が実現できる。
第2109号1面
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- サカモト工業 田中熱工と技術提携による燐酸皮膜処理材加工 -- 2009/04/23 木曜日
