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富士製作所 巨大ナットで企業PR
【ねじ・ネジ・業界紙】 (株)富士製作所(東大阪市菱江6―4―28。木村繁雄社長)ではこのほど、市場に提供する大型ナットをモチーフにした直径2メートルにおよぶ巨大ナットのオブジェを製作。本社社屋の外壁に看板として取り付け、自社の切削加工技術並びにナット専門メーカーの企業PRを広くおこなうとともに、ねじの重要性や地位向上など業界の主要事項であるねじ産業未来開発プロジェクト活動のサポート的役割などを目指している。
巨大ナットは、通常のナットと同様に平径・対角・高さ・ねじピッチなどを、実際の製品と同様に使用できる設計に拘って製作。風雨等の対候性および看板としての軽量化などを考慮し、玩具にも使用されているプラスチック素材と特殊塗装が施されている。
大きさは、直径2メートル(重量60キログラム)と1メートル(約20キログラム)の2種類がある。製品サイズに換算すると、それぞれM1200用(50インチ)とM600用(25インチ)になり、同社における規格製品最大生産範囲のM130(5インチ)を上回る。
2メートル製は看板用に、本社社屋の正面及び裏側の外壁にボルト3本の特殊構造で取り付けている。同社に面する道路は自動車一方通行であるが、産業利用としての交通量も多く、また地域住民の生活道路にも使用されており、両外壁の巨大ナットは自動車・自転車・徒歩と何れの通行手段でも人目を惹く存在である。
1メートル製は、これまでにも多くの展示会に出展参加してきた実績から、より来場者へ同社の特徴である大型ナットのアピールに製作。先月の大阪勧業展2009の会場で初披露をおこない、来場者・出展関係者などから多くの注目を集めていた。
第2106号3面
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- 富士製作所 巨大ナットで企業PR -- 2009/03/25 水曜日