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経済産業省 地域別の経済景気動向
【ねじ・ネジ・業界紙】 経済産業省はこのほど地方経済産業局による地域別の経済景気動向についてのとりまとめを行った。それによると業況・売上については、12月最終週から受注が落ち込み、12月と1月は前年比7割減の結果となっている。
要因は、輸出している製品の落ち込みが大きく、とくに欧米向けは殆んど止まっている(自動車部品/愛知)。あるいは、大手メーカーが生産に伴って余剰となった工具を部品加工の内製化に充てているため、下請事業者への部品加工の発注が減少(電子部品めっき加工/神奈川)といったように海外経済の急激な減速や円高に伴う輸出産業の減産の影響が中小製造業を直撃し、一部の例外を除き、中小・小規模企業の大半が売上減少など厳しい経営状況に直面している―と、地方各産業局が報告している。
第2104号5面
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- 経済産業省 地域別の経済景気動向 -- 2009/03/04 水曜日