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関西ねじ協組・資格制度研究会 組織形態による実質的作業の取組みを開始
【ねじ・ネジ・業界紙】 関西ねじ協同組合・資格制度研究会(北尾八三一会長)は1月28日、東成区の組合事務所会議室において平成20年度第3回会合を開催。ねじ業界初の試みとして期待を集める資格制度の構築に向け、組織体系による実質的な作業に取り組む専門部会の設置及び構成メンバー企業の決定をおこない、更なる活動の推進を図っていくものとした。
参加者からの意見並びに提案等を取り纏めた結果、制度コンセプトの「技能試験」「ボルト・ナットに限定」「ねじ製造機械」を基に、実質的な作業への取り組みには組織体系による細分化した専門部会などの設置が必要と踏まえて、運営委員会、ねじ概論部会、ボルト部会、ナット部会での取組みを推進する。
活動の骨子となる事業計画については、ねじ業界の将来を見据えた実態に伴う制度の構築を望むことから、専門部会などの構成も含めて随時状況に応じた内容の修正・改善に努めていくものとし、以下の三ヶ年計画(暫定的目標)を策定。
初年度(平成21年度)=テキスト(ねじハンドブック)の作成。社内検定試験に必要な教本の作成を分野毎に検討作成、部会別に細分化した会合と全体作業の平行運営。
次年度(22年度)=組合検定の構築と実施へ向けた運営。初年度に作成したテキスト内容をさらに充実させ組合で実施運営を試験的に行ない、国家検定に必要な検証をする。
次々年度(23年度)=国家検定の構築と実施へむけた運営。組合の検証を受け、(社)日本ねじ工業協会を通じて国家検定の認証を構築する。
なお、同計画の推進に当たっては、(社)日本ねじ工業協会への進捗報告と承認を確認しながら、業界に関わる企業及び従業員等のレベル向上、次世代の人材育成への活用などを目的に、より良い制度の構築を図る。
第2102号1面
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- 関西ねじ協組・資格制度研究会 組織形態による実質的作業の取組みを開始 -- 2009/02/17 火曜日