[PR]
サンコーインダストリー 環境問題の新たなニーズにノンクロム製品在庫販売
【ねじ・ネジ・業界紙】 サンコーインダストリー(株)(奥山泰弘社長)では、更なる環境問題の取り組みに向けた市場及びユーザーの新たなニーズへの対応を目的に、同問題に適応した地球にやさしい製品の供給並びにアイテムの拡充などとして、このほど「ノンクロム亜鉛鍍金」と「塗装系薄膜ノンクロム合金コート・ラフレ処理」における加工を施した各種ねじ製品の在庫化をおこない、販売を開始した。
順次、両処理製品のラインナップの充実化を図るとともに、今後も開発・完成される環境循環型の亜鉛鍍金をはじめとした表面処理の積極的な採用を推進していくものとしている。
ノンクロム亜鉛鍍金とは、クロムを全く使用しない、含有しない完全環境対応の表面処理。金属表面処理技術の中で最も一般的な亜鉛鍍金処理後の化成皮膜処理により、防錆および美観を加工目的にしている。人体や環境に悪影響を及ぼさない成分・物質が採用され、例えば、植物から採れる酸化防止の物質を利用した薬品で亜鉛鍍金皮膜上に化成処理を施すと、環境負荷物質を不使用・不含有の完全環境対応表面処理となり、経済的並びに量産性にも優れている。
超薄膜高耐食の塗装系ノンクロム合金コート「ラフレ(LAFRE)処理」は、小ねじ・組込ねじをはじめとしたアイテムに加え、従来では六角穴に液たまりを起こしやすく敬遠されていた六角穴付ボルトへの加工対応も薄膜処理の特徴により可能となっている。また、高強度品に悪影響を及ぼす酸洗いや電解工程が無いため、水素脆性の心配が不要となり、調質ボルトなどの焼入品への処理もおこなえる。
第2102号5面
見出し一覧
- サンコーインダストリー 環境問題の新たなニーズにノンクロム製品在庫販売 -- 2009/02/16 月曜日