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JIMTOF2008 各国業界代表の動向発表その2

 【ねじ・ネジ・業界紙】 【中国機床工具工業協会】
 中国における08年1―6月期の国内総生産(GDP)は一九,二〇八億ドル、前年同期比10.4%の伸び。中国税関統計による同年1―8月期の対外貿易輸出入総額は一七,二三三.八億ドルの前年同期比25.7%増。うち輸出は九,三七六.九億ドル(同22.4%増)、輸入は七,八五六.九億ドル(同30%増)。
 

 07年工作機械工業の製品販売収入は二,七四七.七億元(四〇四.一億ドル)、うち金属加工工作機械の販売は八一七.四億元(一〇七.五億ドル)、金属加工工作機械の輸入は七〇.七億ドル、輸出は一六.五億ドル、消費は一六一.七億ドル。
 
 08年1―8月期の工作機械工具全業界企業の工業総生産額は二,二一九.一億元(三一五.五億ドル)の前年同期比32.5%増、製品販売高二,一二五.三億元(三〇二.二億ドル)の同32.7%増。うち金属加工工作機械業界企業の総販売高七八二.五億元(一一一.三億ドル)の同26.8%増。また、同期の工作機械工具業界の輸入総額は八二.七億ドルとなり、うち金属加工工作機械の輸入額は五〇億ドル(前年同期比11.2%増)。輸出総額は四七.七億ドルで、そのなかで金属加工工作機械の輸出額は一四.一億ドルの同34.8%増。
 
 08年の中国工作機械工具工業の業界成長予測は25%増、年間の金属加工工作機械輸入は七五億ドル、消費は一八〇億ドルを予測。ユーザーの動向では、航空宇宙工業、船舶工業(造船工業)、自動車工業、電力工業などの業界分野で、大漁の高速、精密、高効率、複合NC工作機械及び5軸マシニングセンター等の主要製造設備の需要が高まっている。自動車工業は、依然として工作機械工具業界の最も重要なユーザーである。
 
 世界4大国際工作機械展覧会の一つ「中国国際工作機械展覧会(CIMT)」は、4月6日~11日に北京市の新中国国際展覧中心で、展示面積を10万平方メートルに拡大して開催する。展示内容は、1千台以上の高水準機械、数万件の工作機械関連製品など。約六〇ヵ国・地域から、10万人以上の専門家が来場予定。


第2099号5面

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